グレンジャー・E・ウェストバーグ
ホーリスティック・ヘルスケア、パストラルケアの先駆者として広く知られ、さらにパリッシュ・ナーシング(信仰を土台とした地域看護)の基礎も築く。若い頃にオーガスタナ病院のチャプレンを務め、医療と宗教の相互関係をいち早く主張。その後、シカゴ大学において医療と宗教の教授職を一つにまとめるなど、50年以上にわたって両分野で活躍を続けた。代表作『good grief』(邦題:すばらしい悲しみ)は、1962年の出版以来、全世界で6カ国語に訳され200万部以上が売れるなど、グリーフケアの代表的書物として知られている。1999年に85歳で逝去。
大切なものを失って嘆き悲しむのは、ごく自然なことです。時には失ったものがあまりにも大きくて、人生の土台が揺らぐほどのショックを受け、深い絶望の淵に投げ込まれてしまうこともあります。悲しみの本質についてほとんど知らないため、悲しみに襲われるとパニックを起こし、打ちひしがれてしまうのです。私たちがもっと上手に悲しみに対処していくために、共に「悲しみのプロセス」について学んでいきたいと思います。
<本文より>
悲しみの中にさえ希望を見いだすことができるとは、なんという力でしょうか。私自身、阪神大震災で弟を失うという深い悲しみを通りましたが、人は誰でも悲しみと向き合う時があります。
この本は、そんなときに読んでいただきたい本。
ここには、単なる励ましではなく、悲しみの10段階がわかりやすく書かれています。
もしあなたが暗闇の只中にいるとしても、必ず夜明けは訪れるのです。
森祐理(福音歌手)
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