水草 修治(みずくさ・しゅうじ)
1958年、兵庫県神戸市生まれ。19歳で回心し、20歳で受洗。筑波大学・比較文化学類現代思想学専攻でパスカルを学び、1982年卒業。東京基督神学校、1985年卒業。その後、日本同盟基督教団大泉聖書教会での牧会のかたわら、東京都立大学大学院でアウグスティヌスを学ぶ。1994年から同教団小海キリスト教会を開拓し、そのかたわら東京基督神学校で教会史講義を担当。2016年から同教団苫小牧福音教会牧師、北海道聖書学院教師(組織神学)。鼻笛演奏家。主著に『神を愛するための神学講座』(いなもと印刷)、『失われた歴史から─創造からバベルまで─』(ヨベル)、『新・神を愛するための神学講座』(地引網出版)がある。
東京基督教大学 学長 山口 陽一
水草君は神学生時代に宣教学のクラスで、「福音を文脈化するのは間違いで、文脈化すべきは福音を伝える媒体である」ことを学びました。そして、南佐久郡での伝道において、「神に対する悔い改めと主イエスに対する信仰」を変えることなく、共通恩恵の器に特別恩恵を載せてその地域の人々に届けることを原則にしますが、その実践の中で、共通恩恵もまた単なる手段ではなく、それ自体に価値あることなのだと気づきます。地域の人々を愛し馴染もうという姿勢で、とにかく何でもやってみる。出会いが生まれたら最初にその人のために祝福を祈る。最初に祈らないと仲良くなっても福音を語るのが難しくなる。本当にそのとおりでしょう。具体的にどんな興味深いことが語られているかは、本文をお読みください。
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