滝元順
1951年生まれ。愛知県新城市にある新城教会主任牧師、全日本リバイバルミッション実行委員、リバイバル聖書神学校常任講師をそれぞれ務める。日本における霊的戦いの実践者、教師として全国の教会に仕えている。
近年は、海外での霊的戦いセミナーや聖会の講師としても招かれている。
著書に『悪霊を捕虜とせよ!』『クリスチャンって最高だ!』『神の栄光を取り戻せ!』(いずれもプレイズ出版)などがある。
主イエスの出現により「悪霊が追い出される」という奇跡が起こり、その結果、今までどうにもならなかった問題が次々と解決して行きました。それは、旧約聖書では例を見ない出来事であり、その光景を目撃した人々は、イエスさまが「ベルゼブル」の力を背景に、わざを行っていると批判しました。
それに対して主イエスは、「聖霊を汚す罪は赦されない」と最も厳しい言葉を語り、「 しかし、わたしが神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです」(マタイ一二・二八)と言われました。
実に、「悪霊が追い出される」という一見奇怪に見えた光景は、「神の国の現れ」に他ならなかったのです。
イエスさまの始められた神の国拡大運動は、その後、弟子たちに引き継がれ、ペンテコステの日に生まれた教会によってさらに輝かしく前進して行きました。以来、二千年にわたり、教会の霊的権威は全世界に拡大しています。
しかしながら今日の教会は、初代教会時代に備わっていたような霊的権威を失っているかのようにも見えます。特に、日本教会はその傾向が強いように感じます。
では、どこでその権威を失ったのでしょうか。また、どのように教会の霊的権威について理解すれば良いのでしょうか。
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